ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

研究生活

「“ツタエルコト”はどこにある!?−科学コミュニケーションと学術コミュニケーション」に登壇します

【名称】「“ツタエルコト”はどこにある!?−科学コミュニケーションと学術コミュニケーション」 【日時】 平成21年11月2日(月) 16時15分〜18時45分(予定) 【会場】 日本科学未来館 みらいCANホール ※概要と参加申込(無料)は、以下のウェブサイトをご参…

連鎖

ちなみに、今回の講演の機会をいただいたのは、AI学会に書いた論文がきっかけだった。AI学会の論文は、その前のSAINT(2008)でお会いした先生とのdiscussionがきっかけだった。というように、いろいろな機会は連鎖するのだなと感じている。

PPDM研究会で講演

Privacy Preserving Data Mining (PPDM)の勉強会にて、講演をさせていただいた。 Linkabilityとアイデンティティについて、昨年の調査結果も踏まえてご報告。合間合間にコメントやご質問を多々いただき、むしろ私が勉強させていただく会になった。本人を同定…

論文はわらしべ長者

もともとは、1月に発表した「第15回社会情報システム学シンポジウム」(http://d.hatena.ne.jp/oritako/20090123/1233215357)でいただいた質問がきっかけ。そこから、6月頭に情報処理学会EIP研究会で発表し(「情報処理学会EIP研究会で発表予定・「なりすまし…

ほとんどブログが書けなかったのは

Twitterの影響もあるのだろうか、と思った。何も発信していない日はないはずだが、140文字ずつ、しかもiPhoneからも書ける方にシフトしているのだと自覚した。とはいえ、ブログはもっとまとめたり考えたりする場として使いたいとも思う。何もしていなかった…

AMCISカンファレンスの事前コミュニケーションプラットフォーム

来月6日から米国サンフランシスコで開催されるAMCIS(http://www.amcis2009.org/)に参加する予定だ。今回は研究発表ではなく、調査のための参加だが、このカンファレンスの事前の仕込みに驚いている。登録した参加者は、自分のプロフィールを登録することがで…

研究者が異分野で振る舞うこと

そもそもは、解体新ショーへの出演と、本ブログでのエントリ(http://d.hatena.ne.jp/oritako/20090116)を読んで、東京大学の北村さんが連絡を下さったことから始まった。彼女も共感覚を保持していて、共感覚を持つ研究者によってこのパネルを構成したいと…

次へ行くための苦しみ

新しいテーマでの論文に着手しているが、正直とても苦戦している。昨年は概念整理ができたところにデータを取り、分析し、その結果を考察するというフェーズだったので割と論文を次々と書けたのだが、新しいテーマに行くときはこんなに苦しかっただろうかと…

誕生日

懇親会にてこんなケーキをいただいた!文京区春日のエスワイルのケーキ。少しずつ食べられるようにとバタークリームのケーキだ。これがとても美味しかった!ちょっと塩気のある本物のバター。大雨の中いろいろなサプライズを用意していただき、とても幸せな…

冷蔵庫導入

研究室に冷蔵庫(小型)を導入した。1年目は何も無しで過ごしていたが、弁当を保冷しておきたかったり、飲料水なども冷蔵庫に入れられると便利かもな、と思い思い切って購入。[rakuten:tantan:10090622:detail] 冷蔵庫の排熱は思ったより強いようで、窓のな…

図書館で本を借りる

訪問研究員のIDカードが年度をはさんで有効だったことがわかり、三田図書館で新刊コーナーの本をがさっと借りる。これは以前からやっていることで、新刊コーナーを毎回チェックしているのだ。メリットは次の通り。 本がきれい いろいろなジャンルの本が並ん…

プラットフォームデザイン・ラボの棚卸し会

15時〜18時、慶應義塾大学プラットフォームデザイン・ラボ研究会。國領二郎研究室に在籍中から参加している研究会で、卒業生がさまざまな大学で働くようになってからも隔月で集まっている。参加は基本的に人の紹介ベースでお願いしているが、情報社会学会の…

アドバンスト・ケース模擬授業

マンガ教材を用いた「アドバンスト・ケース」の模擬授業が東京海洋大学で行われた。マンガ教材とはいえ、単純なストーリーだけでなくさまざまな論点を埋め込んでいるもので、実在のケースをもとに半年以上の時間をかけている。今日の教材は本学の山本秀男教…

「名前」の違い

Conference Dinnerはなんと21時開始。日本からくると早寝早起きになるのでそろそろ眠い。隣にはスリランカ人の女性(大学教授)、向かいにはバルセロナ在住の男性とカップル。名刺交換をしていると、バルセロナの男性の名刺が表と裏で違う。英語版では名前が…

怒涛の10月前半

気がついたらほとんど休みを取らずに突っ走っていた。経営情報学会の予稿論文、某国際学会の論文、そのための追加分析、某受託研究のデータ分析、そして科研費の申請書、学内の教材作成業務。日常との違いは、〆切が飛び石のようにやってくるので、直前にう…

博論は出発点であることを実感する

今日まで事務室が休みなので、思い切って机の上を整理した。ちょうど一年前に博論の審査委員の先生方から戴いたコメントが出てきた。これを読んでいると、博論を仕上げるプロセスではあるものの、博論の後取り組んでいることや考えていることにつながってい…