Privacy Preserving Data Mining (PPDM)の勉強会にて、講演をさせていただいた。
Linkabilityとアイデンティティについて、昨年の調査結果も踏まえてご報告。合間合間にコメントやご質問を多々いただき、むしろ私が勉強させていただく会になった。
本人を同定するための情報の蓄積。その確率。人間は、どこまでなら許容できるのかという感覚。博論以来、リンク可能性と本人到達性という二つの軸でidentityの表出を位置づけてきたが、どうもこの二軸では説明しきれないものがある気がしてきた。次の課題に感謝。
ところで、このデータマイニング、現在NBIコンソで進めているライフログ研究や、企業からいただいているデータ分析にも役立てられるのではないかと思う。私も勉強を始めよう。