ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

桜美林大学で講義

國領研でご一緒していた林幹人さんは、現在桜美林大学で専任講師として教えておられるのだが、「インターネットビジネス」という授業にて、特別講演をさせていただいた。

朝の淵野辺駅で林さんと待ち合わせ。だいぶ緊張をほぐしていただいた。
授業は、パソコンの揃った新しい部屋で実施した。

タイトルは「顔の見える情報交換」。フォートラベル株式会社の公式オフ会ケースを元に、ケースディスカッションの講義をした。Web2.0企業と言われる、ネットを介したクチコミや情報発信が活発化する中、なぜあえて「オフ会」なのか。ケース作成の取材をするうちに、オフ会のねらいや、それによってもたらされた効果が見えつつあった。現在進行形のケースを元に、受講生の皆さんと一緒に考えていく形になった。

事前の課題もしっかり書いていただき、当日は「自分がフォートラベルの広報担当だったら」「参加者だったら」という視点から意見が出てきた。スポンサーとの関係や、リアルな経験をオンラインで展開していく可能性にまで話が及び、私にとっても非常に勉強になる機会だった。

今回の機会を下さった林さん、取材に応じてくださったフォートラベルの矢野さんに感謝を申し上げたい。