ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

男女の数を入れ替えるインパクト

今回の会議は、参加者を女性だけに限っているわけではないのだが、主旨とテーマのためかほとんどが女性だ。誤解の無いように書いておくと、女性ばかりと言って「女性の権利」云々というイデオロギーっぽい話はなく、ごく自然にキャリアの組み方、研究、仕事についての経験を共有する話があるのみだ。むしろ、参加者がほぼ女性だから、あえて「女性だから」などと強調する必要がない、とも言う。何かの会議で "women's breakfast"などが

ただ、多数派(マジョリティ)と少数派(マイノリティ)が入れ替わったインパクトは強かった。多いか少ないかは、必ずしも優劣ではないけれど、多数である側にいると楽なのだ。。床に座ってPCを開こうとも、きりっとおしゃれな装いで現れようとも、女性にもいろいろな人がいるのは当然なことで、気にならない。逆に、少数である男性は一人一人が目立つ。自分が少数側にいるときには、何かと意識していたのだなと自覚した。

(参加者はほとんど女性。これ、逆ならよく見ますよね?)

Computer Science系だと、どうしても女性が少ない。これは、女性が排除されているわけではないけれども、圧倒的な数の違いは事実だ。意識せずに持っていた緊張感に気づかされた。