- 2001年:日本学術会議での研究者の別姓使用についてのアンケート
第18期学術会議会員210名中114名(回答率54%)が回答し、文部科学省の研究者登録の姓名は戸籍名、通称(旧姓)のいずれでも使えるようにすべきという意見が多数。戸籍名のみにすべきという意見は1名のみ。
(池内了. 研究者の別姓使用に関するアンケート結果について.学術の動向.11. pp.88-91,2001)(JSTAGE)
- 2013年:オウチーノ総研による「既婚女性の「新姓・旧姓の使用」に関する実態調査」(PDF)
SNSでの旧姓使用についても質問。Facebookの利用において、20代の既婚女性では、回答者の22.6%が旧姓のみを登録、19.4%が旧姓と新姓を登録(合計42.0%が旧姓を記載)。職場では、20代既婚女性の24.4%が旧姓を使用。若い世代ほど旧姓使用率は高い。
- 2015年:日本経済新聞による調査「新姓・旧姓、職場で使うのは? 旧姓派も4分の1既婚女性1000人調査」
回答者の25.3%が仕事で旧姓を使用、さらに2.4%は事実婚で改姓せず。旧姓使用をしていると回答した者のうち、28.2%が旧姓使用の不便があると回答、71.8%は不便はないと回答している。また、旧姓使用あるいは併記ができたらよいという項目は、銀行口座、クレジットカード、パスポート。