ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

Denuncia de Policía(盗難証明)を取る

サンツ駅の交番は、日曜は朝9時半までオープンしない。しかも、「ここには英語ができる人はいない。カタルーニャ広場まで行け」と言われてしまった。こちらも挨拶と数字くらいしかカタルーニャ語スペイン語も話せない。と言っても、もうこれ以上地下鉄に乗りたくなかったので、ホテルのフロントに通訳をお願いに行くと、英語の話せるベル係の人がついてきてくれた。

スペイン大使館のページ(http://www.es.emb-japan.go.jp/japones/anzen_higainiattara.htm)には、盗難証明書のフォームがPDFで公開されているが、こうした書類は用意されておらず、私が英語で説明したことを、ベルの人がカタルーニャ語に通訳してくれ、警察官が目の前のパソコンに入力して書類が作られた。一眼レフの本体(reflex)とレンズを分けてそれぞれの購入額、色なども説明する。パスポートや財布、カードはどうかと聞かれて、盗まれていないと言うと驚かれた。

できた書類を確認し、わからない単語は英語で聞き、OKならばサインをする。その後両面コピーを取って、スタンプを押して終了。通訳してくれた人は、ともかく私が落ち込んでいたのを心配してくれて、「保険会社に連絡した?」とか「カメラだけですんだのは本当に不幸中の幸いでしたよ」としきりに慰めてくれた。ありがたい。