※このエントリは後日書いています。
2011年にVisiting Assistant Professorとして勤務していた、米国ジョージア州のKennesaw State Universityのthe Year of Japanのイベントの一環としての研究パネルに参加してきた。博士課程で同期だった、東京海洋大学の小川美香子先生も一緒だ。
Research Panel: Comparing Japan & the United States
http://jasgeorgia.wordpress.com/2014/03/24/research-panel-comparing-japan-the-united-states/
私の発表では、日本におけるソーシャルメディア利用と名乗りの現状を紹介しつつ、勤務先の関東学院大学の学生を対象にしたアンケート結果を併せて紹介した。個人情報やプライバシーへの懸念はあり、たとえば位置情報の公開には気を使っている‥しかし、サービスが提供するアイコンの意味はあまり理解されていない、という話をした。これについては、「日本の学生は、アメリカの学生よりも個人情報やプライバシーに気を使っているように思う」「世代によって何を公開するかという意向は違うと思うが、そうした研究は見てみたか?」というコメントが出た。
続いて、小川先生の発表では、加工食品における表示の日米比較のお話があった。日本ではアレルギー情報や原材料が重視されるが、米国ではカロリーや栄養の情報が重視されるという違いがあった。国民の健康を考える上で、それぞれの国で何がメインの問題かが違うことが見えてくる。
パネルの後は、キャンパス内の桜を楽しみつつ、つい先日分けてもらったという広島で被爆の翌年に芽を出したアオギリの苗木を見せていただいた。