ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

夢日記をネットには書けなくなる

架空の駅名での殺人予告をしたとして、書き込んだ人が逮捕されたという。他にも、オルタナティブブログには書いたのだけれど、「小女子」事件もあり、ネット上のどこに何を書くか大変sensitiveになってくる。前者は、架空とは言っても「埼京線上野駅」という実在する路線と実在する駅の組み合わせなので、犯罪予告として警戒すべき情報ではあっただろうし、後者は実在する小学校の名前を挙げていることは、確かに問題だ。

さて、私は別のブログでしばしば夢日記をつけてきた。最後に「という夢だった」という表現でしめくくってはいるのだが、飛行機事故や核実験、東京に似ているけれど東京じゃない都市が出てくるし、その中では残虐な事件も起きているし、夢だから自分で何かをやってしまうこともある。もしも、最後に「夢だった」と書いたものが読み落とされたら?犯罪予告や犯罪告白とみなされてしまうのだろうか。悪い夢ばかり見たときは、それを書き連ねていたら、要注意人物とみなされるだろうか。