ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

うちひしがれ

國領研の大学院ゼミの発表だった。‥が、今まででもっとも大々的に叱られてしまった。ペンは叩きつけられるし、半泣きになりそうだったし、そんな状態で頭はまわらず即答もできないという、最大のピンチ。

この博論は何に貢献するのか。
ストーリーの流れを分かりやすく。
妥当性のない数値と実装は信用度なし。

この博論が何に貢献するのかに、即答できなかったのが、自分でも情けない。途中で、先生の言うことは違う!と思ったことに反論ができない。伝えるためには、言葉を選んで、自分の理解を相手に伝えなければなのだが、言葉を選べるほど自分の中で消化できていないような。

最初から最後まで、とにかく情けないくらいダメな発表だった。「博士論文の最後はきびしいんだ」と先生の一言。