ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

スト中のギリシャへ

(このエントリは後日書いています)
ケネソー滞在中のルームメイト、Dr.Apostolos Gotsias が実行委員をしている国際会議に論文がアクセプトされ、かつ、マンガ教育のワークショップも開催できることになったため、ギリシャに出張とあいなった。諸々準備していた夏頃には、事態がこうなるとは予想もできなかったが、既に到着前から、到着翌日19日〜20日と二日間の大規模ゼネストがあると連絡があった。

予定では、19日に会場になるキオス島に国内線で移動、20日〜22日と会議だったが、19日は国内線が飛ばないという。学会事務局の対応は見事で、プログラムをアレンジし、2日間にすべておさめつつ、混乱のないように国内線のキャンセル料も負担したり、ここに連絡を取るようにとリストしたりなど、連絡が密だった。

フランクフルトから、エーゲ航空に乗ってアテネへ。機内ではくたくたで完全に寝こけていた。アテネに到着したものの、なぜか沖止めでバスで移動。空港の建物も所々暗く、もしかしてストか?という予感。実際、私たちのフライトは22時半頃の到着だったが、これがこの日最後のフライトで、以降はキャンセルされたそうだ。ストの開始は24時。タクシーもメトロも止まる。

空港には、Apostolosが迎えに来てくれた。彼の家の近くのホテルを取っていたが、その前に食事に連れて行ってくれた。といっても、駐車場はなく、空いているところに路駐。レストランには禁煙の表示があるものの、店の人が灰皿を持ってくる。食べ物は美味しくて、ズッキーニの天ぷら(どう見ても、これは天ぷらだ)、イカ焼き、氷下魚のような魚の丸焼きなど。素朴で、かつ日本でもおなじみの味と感じた。