ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

研究者ネットワーク

今日はYahoo!知恵袋でお世話になった岡本真さんのご紹介で、三浦麻子先生にお目にかかった。博論でかなり読み込んだ一冊「インターネットにおける行動と心理―バーチャルと現実のはざまで」の翻訳者でもあり、CMCやウェブログ研究で有名な方である。Yahoo!知恵袋の利他的行動についての研究報告もあり、いつかお会いしたいと思っていた方だった。朝から落ち着かずにそわそわしてしまった。

そもそもは、岡本さんが知恵袋を扱っている研究者同士を繋いでくださるとのことで、今回も機会をいただいたのだ。こうした存在は、研究者にとっては大変にありがたい。

プロジェクタにブラウザを映し、人名が出るたびに検索して「この人だ」と話が続く。三浦先生が挙げるお名前は、不勉強ながら知らないお名前も少なくなかった。他にも、本は読んでいるのだけれど、お目にかかったことがない方の多いこと。何かとっかかりや紹介がない限り、飛び込みでご連絡するという障壁は高い。意外なことに、同じ題材を研究対象としていながらも、所属する人的ネットワークは全く違っていた。

興味のある事柄が次々と飛び出して、こんなこともしたいですね!という話が盛り上がってきた。博論が終わったら燃え尽きるかと思っていたが、次々と面白そうなことが出てくるので、早く次のフェーズに行きたいと思えるくらいだ。

お忙しい中時間を作ってくださった三浦先生、場所と機会を提供してくださった岡本さんに感謝。