ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

シカゴで乗り継ぎ遅延からの振替でダラス・フォートワースへ

ICIS2015に参加のため、成田〜シカゴ〜フォートワースという旅程を取った。本当は直行便を取りたかったが、復路満席で取れず、ANAで昼に到着しようとするとこの日程に。元々は7時35分シカゴ到着、ダラス行きは9時9分発。MCT(Minimum Connecting Time)は90分の空港なので94分の乗り継ぎ時刻はぎりぎり間に合うはずだった。

が、当日到着したのは7時49分。シカゴは入国審査並ぶよなあ・・(前回来たのは2014年3月)と思っていたら、Kiosk端末がずらっと並んでいる光景。ばらばらに手続きしている。端末の言語は日本語も選択可能。パスポートをスキャンし、税関申告も画面でやり(機内で書いた紙のものは不要だった)、右手の指紋を採って写真撮影をしたらプリントアウト。これを審査官に私、パスポートにスタンプを押してもらう。たしかにかなり時間は節約できた。

Automated Passport Control (APC)
http://www.cbp.gov/travel/us-citizens/automated-passport-control-apc

荷物をピックアップできたのが8時ちょうど。再度Unitedのカウンターで預け直すと、バーコードを読んだ端末にターミナルとゲートが表示される。Terminal1 に行けとの指示。空港内の電車に乗りTerminal1に着いたが・・・8時15分。国内線のセキュリティは凄まじい混雑。抜け道はない。泣きそうになりながら、LINEのグループトークANAの番号を教わったり、何をすればいいかを教わったり。そもそも、どうしよー!というときに何か話ができると落ち着くものだ。ありがたい。

8時半、並びながらANAの州顧客サービスセンターに電話するもtoll freeはつながらない。有料電話もかかったがアナウンスが延々と流れるのみ。空港ではboingoのWi-Fiが30分無料で使える。iPhoneでの30分は使い切ったので、iPadを取り出して接続。Googleで「ORD-DFW」と検索すると、便一覧が出る。これは便利。乗り遅れると次のUAでは15時到着、会議に間に合わない・・

8時52分、やっとセキュリティの個別の列に入り、8時58分、セキュリティ終わり。ゲートに走って走って9時2分、ゲートは閉まっていた。

United の Customer Centerに行けと言われ、そのままダッシュ。乗り継ぎが間に合わなかったと継げた。次の便はDFWに15時に着くと言われたが「私はその時刻にはプレゼンテーションをしなくてはならない。できる限り早い便を」とお願いした。「…荷物と別々になるけどいい?荷物はもう移せないから。たぶんあとの便で行くと思う」と言われ「かまわない」と返事。この時点で9時15分すぎ。諸々電話や発見が終わると、Unitedのスタッフはじっと私を見て言った。「いいですか、もう一度走り続けてもらいます。アメリカン航空のチケットを取りました。12時過ぎに着きます。ただし、9時40分には必ず搭乗してください。絶対遅れちゃだめです。では行って!」

既に9時25分。Terminal 1から Terminal3まで、ひたすら走った。こんなに走ったのは、10月にやってしまった骨折以来だ。
リンク先はUnitedのシカゴ空港地図。Terminal1のB7近くのCustomer Centerから、Terminal3のKまで走り続け。ゲートについたのは9時35分。もう喉がからからだったので、ゲートの前の店でクランベリージュースを買ってゲートに入った。9時38分。私の後ろ2人でドアクローズ。

DFW到着は若干早まり、12時過ぎに到着。掲示板を見て、乗るはずだったUnitedのフライトが着くゲートを調べ、そのターミナルに移動してから外に出た。Baggage Claimに行ってみると、なんと荷物は元々のフライトに上手く乗れていた模様。まだぐるぐる回っている荷物をpick upして終了。12時30分!