ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

もっとも集中できるのは

図書館にこもって、鉛筆とノート、そして本を広げているときはやはり集中できる。昨日は協生館の図書室で、気がついたら外が真っ暗になった。

PCを開いて、しかもネットにつながっていると誘惑が多すぎて、気が散ってしまう。一人で何かをしていると、一休みするときに誰かとコミュニケートできるTwitterはありがちあものだけど。

一日に書く文字の大半はキーボード経由だし、読んでいるものもPCやiPhoneの画面が多いのは確かだが、未だに「印刷された本」を手にして、「鉛筆」(シャーペンですらない)で紙にノートを書き付けるのが自分にはしっくりくる。鉛筆を削っているときに、考えをまとめていたり。もっと単純に、ただ「書く」という行為が気持ちいいだけかもしれない。

図書館で、本の背表紙を一覧していると、勉強できていない!と痛感する。端から端まで読みたくなる衝動に駆られる。日吉の新しい図書室の本棚は、まだ本が少なくて(しかもきれいで)、ますます気持ちを刺激される。SFCの図書館では、出勤するたびに新着図書の棚で目についたものを借りてくるのが楽しみ。まだきれいな本だし、普段読まないようなものも並んでいるので、乱読にはたまらない。

論文も紙に印刷して、マーカーや鉛筆で書き込んで読むのが好きなのだが、後で整理しづらいのもあり、仕方なくiPadで読めるように環境を構築中。