ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

ジョージア州運転免許(路上試験)

かなり待たされた。窓口に呼ばれるまで待てと言われ、1時間以上待ち、窓口に行ったら「ここじゃない、もう一度番号をもらってこい」と言われる羽目に。

結局、受けられることにはなって、DDSの目の前まで車を回してきて、列を作って待っていなさいと言われる。最初、何のことか不明だったが、建物の前にずらっと車が待っているので、これのことだとぴんときた。窓を開けても暑いくらい晴れているなか、ここでも1時間以上待つ。

やがて、試験官が窓越しに確認に来て、そこで書類を渡す。車の外から、ブレーキ、シグナル(左右)、クラクションをチェックして、その後乗り込んでくる。まずは、ショッピングセンターの中をぐるっと一周するように言われる。列から外れるときも、ウィンカーを忘れずに。

だだっぴろい駐車場の中に、コーンが置かれた試験場がある。ここで、まずは急停止。加速して、ストップと言われたら止まる。これは問題なし。次は、直進でバック。ちょっとスピードを出しすぎてしまった。。ゆっくりね。縦列駐車と車庫入れは、すんなりできたが、ここで大きなミス。ウィンカーを出し忘れた。後でがっつり減点されてしまった。

その後は、路上に出て指示通りに走るのみ。試験官がよくしゃべる人で、ケネソーの卒業生だとか、日本から来たの?家族は?とか、なかなか指示に集中できない!他の人に聞いた話では、試験官によっては、雑談をすると減点になることもあったとか。路上を走るのは問題なく、「今日いちばん安心できた」とまで言われた。

ショッピングセンターの敷地に戻って、車を止め、減点事項の説明のあとスコアをもらう。合格!これを持ってオフィスに行き、最初にやっていただいた担当のいるカウンターに書類を出す。「おめでとう!」とここでも笑顔で言ってもらえた。免許証の費用20ドルを払い、紙に印刷されるtemporary licenseを受け取る。顔写真とサインが転写されている。固いカードのものは、後日郵送されるそうだ。日本の免許はちゃんと返されて、Californiaの失効免許が回収される。以前は、日本の免許も回収されたというが、今回はその問題はなかった。

temporaryの免許を渡す前に、担当のおじさんが神妙な顔で「日本のどこから来たの?東京?」と聞く。「東京の近くですが」と答えると「ジャイアンツを知っているか」と。知っていると答えたら、

「私は阪神タイガースのファンなんだが」

と難しい顔。私が住んでいるのは横浜で、ジャイアンツじゃなくてベイスターズなんですよ!と言ったら、笑顔で免許を渡してくれた。ほっ。