ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

書類、書類、書類!

HR(Human Resource,人事)のオリエンテーションがあった。2時間の時間が取ってあり、事前に記入せよという書類がPDFで送られてきた。二部あって、一部はジョージア州での危険物取り扱いに関するもの。化学物質の取り扱いと、ラベルの読み方、職場でどのように扱うかというのをWebで読んで、簡単なテストに答えて、Certificateを印刷する。

もう一部は、諸々人事手続に関するもの。まだオフィスにも電話がないので、電話番号は空欄だし、キャンパス内住居の住所も分からず、何度もメールでやりとりをしてしまう。税金のステータスはさらにややこしく、分からないところは書けない。アメリカで給与をいただくのは初めてで、自分の他に扶養者はいるのかとか、household(日本でいう家計、すなわち世帯ですな)の状況など、どのように記入するのかさっぱり分からなかった。

行ってみると、行った順に個別対応して書類を確認し、必要なものには次々とサインをし(日本なら、印鑑をぺたぺた押していく作業だな)、間違えているところは修正テープで直して(修正印なしでいいの???!)、さくさくと終了。税金に関しては、名前とSSNと連絡先があれば、あとはよきに計らってくれるらしく、拍子抜けした。

ちなみに、SSNは、1997年にStanfordにVisiting Scholarで行った際に取得したもの。名前と誕生日とSSN番号がセットになっていて一生不変。パスポートが変わっても、住居が変わってもこのままでよいらしいが、氏名が変わったら届け出る必要があるようだ。このあたりのIDの取り扱いは、こちらに暮らしている間にちゃんと調べておきたい。

それにしても、どこにいても、書類仕事は苦手だと痛感した。