ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

関西学院大学文学部で講義を持っています

先週5月20日から三週間、関西学院大学文学部の総合Bという科目を担当している。三浦麻子教授がコーディネートし、非常勤講師3名とゲスト講義で組み立てられる科目で、インターネットについてさまざまな見方をする講義の一部を担当させていただいている。

私の担当は、情報社会学の観点からのインターネット。しかし、今更ながら情報社会・学の紹介には頭を悩ませる。情報+社会学でもなく、社会情報学でもなく、情報社会を対象とする学問分野…と言っても、それは社会学なのか工学なのか経営学なのかうまく説明ができなくて困った。

第1回目は、匿名と名乗りとIDについて。受講生の皆さんには、クリッカーを使っていろいろ答えていただいた。第2回目は、実空間とライフログ。私たちが意図的もしくは無意識に提供している情報について考える。来週の第3回目は、制度設計について。社会という観点から、どんなルールで私たちが幸せになれるのかについて考える予定だ。