ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

「“ツタエルコト”はどこにある!?−科学コミュニケーションと学術コミュニケーション」に登壇します

【名称】「“ツタエルコト”はどこにある!?−科学コミュニケーションと学術コミュニケーション」
【日時】  平成21年11月2日(月) 16時15分〜18時45分(予定)
【会場】  日本科学未来館 みらいCANホール  

※概要と参加申込(無料)は、以下のウェブサイトをご参照のこと。
http://science-in-society.blogspot.com/2009/09/blog-post.html

基調講演は豪華2本立て。東北大学理事・副学長・附属図書館長の野家啓一氏と、国立国会図書館館長 長尾真氏だ。その後に、「提案」を申し上げる立場として、私も機会をいただいた。

このブログもTwitterも、私は基本的には実名と所属を明らかにした上で、研究上のアイデアはもちろん、関心を持ったことや読んだ本のことを積極的に「ツタエル」道具として使っていると思う。私一人で考えることには限界があるが、それにコメントを返してくれる人、新しい見方を示してくれる人、協働してくれる人など、発信した情報以上に私がいただいているメリットは大きい。インターネットと匿名性、アイデンティティといった専門領域はさることながら、共感覚の話では学会のコメンテータの機会や研究者とのディスカッションの機会をいただいたし、民法改正については、個人的な観点というより身分登録という観点で論文にまとめることもできた。

お声がけくださったのは、長らくARG(アカデミック・リソース・ガイド)というサイト、そしてメールマガジンを発行し続けてこられた岡本真さん。科学と学術、そしていろいろな人の関心を「ツタエ」ることを、11年にわたり続けてこられている。
ところで、企画者の長神風二さん(東北大学)、岡本真さん(株式会社ARG)をはじめ、登壇される江渡浩一郎さん(産業技術総合研究所)、李明喜さん(matt)は皆Twitterのアカウントをお持ちだった。まだお目にかかっていない方のtwitterのタイムラインを拝見していると、お会いするのがとても楽しみだ。

参加申込中ですので、皆様のご参加をお待ちします。