ペンギン日記(旧akoblog)

identityやprivacyに関心を持つ大学教員のブログ。20歳の頃から「ペンギンみたい」と言われるのでペンギン日記。

博士論文

博論は出発点であることを実感する

今日まで事務室が休みなので、思い切って机の上を整理した。ちょうど一年前に博論の審査委員の先生方から戴いたコメントが出てきた。これを読んでいると、博論を仕上げるプロセスではあるものの、博論の後取り組んでいることや考えていることにつながってい…

博士論文をブログにする

ITmediaのオルタナティブブログにて、博論をベースにした「匿名性」に関するシリーズを執筆始めた。もちろん、博士論文をそのままコピペでは読むに耐えない。時事ニュースも取り入れたいし、ブログなので他のブログや記事への参照もしたい‥と、そこそこに欲…

忘年会にて祝っていただいた

研究室の忘年会の席にて、大きな花束とケーキで祝っていただいた。修士、学部のメンバー、そしてゲストのみなさんの前で、胸がぐっと詰まってしまった。長い間、議論にお付き合いいただいたことのお礼を述べ、今後は恩返しすべくお手伝いしますとお伝えした…

博士号取得

本日12月12日付けで、研究科委員会の投票を経て、博士(政策・メディア)の学位を授与されました。博士研究を進めるにあたり、お世話になりました皆様に深く感謝申し上げます。 学位取得を一つの節目として、今後もチャレンジを続けて行こうと思います。今後…

あとは待つのみ

博士論文を提出した。 黒い表紙に製本したものを3冊、参考論文(ジャーナル、国際などの論文コピーや別刷り)ファイルを3冊、論文要旨(日・英)、学位申請書、そして履歴書。学事の窓口では私の資料が入ったファイルがあり、チェックリストもあった。タイト…

博士論文を印刷・製本

連休は大学にこもりっきりで博士論文を直し、印刷した。土曜の朝に主査からお電話をいただき、終章のまとめ方についてコメントがあったので、さっそくそれを反映。しかし、頭がぎりぎりと煮つまり気味でなかなかいい文章にならない。並行して審査要旨の資料…

最終審査

博士論文の最終審査をしていただいた。慶應義塾大学政策・メディア研究科の博士課程では、博士論文へのプロセスは次のようになっている。結構、長い。 博士候補審査(フォーマル発表) ↓ 公聴会(発表) ↓ 学位審査委員会設置 ↓ 最終審査(非公開発表) ↓ (…

石を砕いています、か?

今朝読んだオルタナティブブログの記事に、頭を殴られた気がした。今私がやっていることは?「4章を書いています」「SPSSで分析しています」「資料を読んでいます」‥"石を砕いています"と変わらない答えをしている自分にはっと気づいた。これでは、「作業」…

学位審査委員会設置のための書類提出

博士論文、参考論文(論文誌や国際会議発表論文)を各4部。和文・英文のアブストラクト。論文本体とアブストラクト以外は用意してあったのだが、本体はぎりぎりになるまで修正して、なんとか1本になるように組み上げていた。これは最終提出ではなく、まだ最…

うちひしがれ

國領研の大学院ゼミの発表だった。‥が、今まででもっとも大々的に叱られてしまった。ペンは叩きつけられるし、半泣きになりそうだったし、そんな状態で頭はまわらず即答もできないという、最大のピンチ。この博論は何に貢献するのか。 ストーリーの流れを分…

主査変更

入学当初から今まで主査をしてくださった村井先生とご相談し、博士論文の審査の主査を変更することになった。副査として指導していただき、COEの受け入れ教員をしていただいていた、國領二郎先生に新たに主査を引き受けていただいた。この決定になるまで、相…

学位審査の必要書類はたくさんある

学位申請にあたって、提出する書類が山のようにある。今月中に学位審査委員会を設置するためには、6月25日までに必要書類を提出しなければならない。論文の別刷りやリストは、前々から少しずつ用意はしていたのだけれど、少しずつ抜けがあったので、改めて探…